2人の禁断の恋
サクリフェル『悪かった。拗ねるなよ........
あんたは読むのか?本........』

蝶姫『読まないよ。興味ないし........まず、字、読めないから』

さみしそうに呟く蝶姫....
彼女は字の読み書きを覚えてこなかった。

唄は全て姐サマが唄ったモノを覚えていた


サクリフェル『んじゃ、オレが教えてやるよ。
日本語なら、簡単だし』

サクリフェルは懐から絵本を取り出すと蝶姫の傍へ行き座る

蝶姫『いいの?!』

サクリフェル『暇だしな....』

蝶姫『ありがとッ』

嬉しそうに笑った蝶姫を見てサクリフェルは
ほんのりと頬を赤めて笑った

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