君のためにできること
「う、うん。やるやるッ!」
私はパッと立つと、男子たちの輪の中に入る。
ほっ。
助かったぁー。
「呼んでくれてサンキューね。三芳くん。」
「おう!ほら、吉野バスケうまいし。」
「よーし、頑張るか!」
私は救われた気持ちで、男子たちの中で一人、バスケを始める。
「吉野ってばかわいいよなー。」
「スタイルいいし、元気いいし。」
いつのまにか、わさわさと男子が集まってきて、志麻のバスケに見入っている。
「麻生さー、吉野とつきあってんの?」
「いいや、つきあってないけど。何で?」
「オマエら仲いいからさ。そっかー、つきあってないならガンガンアタックしてみるか。」
貴史の答えで、妙にやる気な男子を尻目に、
「いいのか?んなコト言って。貴史がそんなこと言ったら、志麻ちゃん、野郎共の的だぜ?それでなくても、モテんのに・・・。」
ハルキが心配そうに言う。
「いいんだよ。・・・志麻には、オレじゃダメなんだよ。」
「貴史・・・。」
私はパッと立つと、男子たちの輪の中に入る。
ほっ。
助かったぁー。
「呼んでくれてサンキューね。三芳くん。」
「おう!ほら、吉野バスケうまいし。」
「よーし、頑張るか!」
私は救われた気持ちで、男子たちの中で一人、バスケを始める。
「吉野ってばかわいいよなー。」
「スタイルいいし、元気いいし。」
いつのまにか、わさわさと男子が集まってきて、志麻のバスケに見入っている。
「麻生さー、吉野とつきあってんの?」
「いいや、つきあってないけど。何で?」
「オマエら仲いいからさ。そっかー、つきあってないならガンガンアタックしてみるか。」
貴史の答えで、妙にやる気な男子を尻目に、
「いいのか?んなコト言って。貴史がそんなこと言ったら、志麻ちゃん、野郎共の的だぜ?それでなくても、モテんのに・・・。」
ハルキが心配そうに言う。
「いいんだよ。・・・志麻には、オレじゃダメなんだよ。」
「貴史・・・。」