シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
「…。」
「…。
どうでしょうか?」
私は芦川さんに言われたドレスを着て
芦川さんの前に行く。
「56点。
まぁまぁだ。」
「はぁ…。」
56点…。
4点上がった…。
その後
芦川さんは
私に合うドレスを数着買って行ったのであった。
「56点女。」
「点数上がりましたね。」
「たまたまだ。」
リムジンの中。
私は街を見ながら芦川さんに
話しかけられる。
「生活の必要品ってドレスのことだったんですか?」
「そうだ。
歯ブラシとかは
ホテルのを使え。
あと服は
龍牙にお前の家の服を持ってきてもらうように頼んだ。」
「勝手に私の家に入れたのですか?」
「そうだ。」
悪びれもなく言う芦川さんに
ため息が出る。