シークレットプリンセス〜芦川凪編〜









「今日ドレスを買ったのは
お前にやってほしいことがあるからだ。」









「56点女に頼むんですか?」







「そうだ。
闇オークションについて知られてしまったお前は都合がいいんだよ。
やってほしいことは闇オークション関連の人の娘に東京を案内してやってほしい。」








「はぁ。」






「ちなみに
その娘はマフィアのドンの娘だ。」






「マフィアのドンのね。
ってえぇー!」







私は思わず叫ぶ。







「うるせーな。
闇オークションをするにあたってそういうの必要なんだよ。
そのマフィアのグループは
薬とかそんな物騒なものは持ってないから心配するな。
ただし。
余計なことをしたら。















命はないと思え。」








私は思わず固唾を飲んだ。
明日から憂鬱な一日が始まる。









< 15 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop