シークレットプリンセス〜芦川凪編〜







「ここ数日のことが嘘みたい…。」





私は大学へ行く準備をしながら嘆く。
闇オークションのことを知ってから
芦川さんに監視され
一日中一緒にいることとなり
マフィアのドンの娘であるチェンリーとも友達となり
マフィアのドンとも食事をし…。
今まで生きてきた中で一番濃い数日だった。
今日は大学へ行くため
大学へいる間は龍牙さんに監視されることとなっている。







「行こうか。
監視と行っても講義とかの時間は
さすがに監視は出来ないね。
ゆめちゃんは
裏切ることはしないと思うけど…。
裏切ったら分かるよね?」






ニヤッと笑う龍牙さん。






「分かってますよ。
龍牙さん。
怖いこと言わないでください。」






「ゆめー!
どこに行くの?」




ラウンジに行くと
チェンリーが話しかけて来てくれる。







「大学。
チェンリー行ってくるね!」






「ゆめが帰ってくるまで大人しくしてるね!
行ってらっしゃい!」







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