シークレットプリンセス〜芦川凪編〜






私はチェンリーに見送られながら
ホテルのエレベーターの前に行く。







「ほら!
凪も!
ゆめに行ってらっしゃい言って!」





芦川さんは
チェンリーに引っ張られ私の前に立たす。







「今日は大学か。
立場をわきまえて行動しろよ?」






「言われなくても分かってますよ…。」







時計を見ると
時間ギリギリだ。







「チェンリー
芦川さん。
行ってきます。」






「行ってらっしゃい!
ゆめ!」






私と龍牙さんはエレベーターに乗り込む。
エレベーターに乗り扉が閉まりそうになった時
芦川さんが言う。








「じゃあな。
56点女。」







カチン。






「56点よりいい女になってやるー!」






エレベーターの中
私の叫び声と龍牙さんの笑い声が響くのであった。









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