シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
「龍牙ー!
終わったよー!」
「翔。
やっとかよー。
待ちくたびれ…。」
龍牙さんが
部屋に入ってきて私をみたら
龍牙さんは口を開けて驚く。
「可愛くない…ですよね?」
私は少し落ち込み下を向く。
と
誰かに抱きしめられる。
「綺麗過ぎて誰にも見せたくないよ…。
特に凪さんには…。」
「ちょっと!
俺の前でイチャイチャは止めろ。
よそでしろ。」
「ごめんー。
翔。
ついね?」
「ゆめちゃん。
こんな男嫌になったらいつでも俺のところに…。」
「はいはい!
口説くの禁止!
金はそこに置いといたから!
じゃあな!翔!
またよろしく!」
「おぅ!
ゆめちゃん今度来たら大サービスしてあげるね!」
翔さんは
そう言うとウインクして私を見た。
私は
龍牙さんに手を握られながら
美容室を出た。