シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
「立ち聞きなんて悪いよね?
でも
芦川さんの前通らないと
パーティー会場には行けないし…。」
私はちらりと芦川さんを見た。
すると…。
「!?」
芦川さんが
綺麗な女性とキスをした。
私はその場から動けなくなる。
「これで
充分か?
俺はお前に興味ない。」
芦川さんは
その女性にハッキリとそう言った。
「最低…。」
「…。
最低なのはここで立ち聞きしているお前だ。」