シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
「?!」
私は
聞き覚えのある声に振り返る。
「ライトさん…!
どうしてここに?」
「このパーティーは
俺がモデルをしているブランドの主催のパーティーだからだ。
そんなことも知らずに来てたのか?」
私はうなづく。
「立ち聞きなんて悪趣味なこと…。
するな。」
「これは仕方なくですね!「凪は金と名誉、地位、ルックス、全てを誰もが羨ましいと思うほど持っている。」
「へ…?」
「凪は
何もかも完璧に持っている。
凪によってくる女は凪が全て揃っているから寄ってくる…。
だからだ。」