シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
「!?」
この人は…。
私を一晩二百万で買おうとした太ったおじさん!
私は
怖さで身体が固まる。
「なんでしょうか?
私のホテルで女性を買おうとした方が…。」
芦川さんが不気味?な笑みで
相手に尋ねる。
「この前は
大変すみませんでした…。
この前の事を
詫びたくて…。
芦川さんのところには
このような可愛い女性があと一人いて羨ましい限りだ。」
…。
それってチェンリーのこと…?
「デート中に失礼。
では…。」
太ったおじさんは去って行く。