シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
凪さんと
デートから数日後。
何もいつもと変わらない朝だった。
ここ最近変わったことと言えば
よく芦川さんと龍牙さんが2人で出かけているということだけだった。
私は何も気にはとめてなかった。
「ゆめ。
ちょっと。」
私は芦川さんに呼ばれる。
チェンリーや隆弘さん、敬太さんもなんだなんだという顔をしている。
しかし
龍牙さんは対照的に複雑な表情を見せていた。
「どうかしたのですか?」
私は芦川さんに聞く。
すると
芦川さんから驚くべき言葉を言われる。
「ゆめ…。
お前の監視は…。
今日で終了する。」