シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
「ゆめ…。
お前の監視は…。
今日で終了する。」
「え…?
どうして…?」
「もう監視する意味がないからだ。
ゆめは他人に闇オークションのことを漏らしたりすることはない…。
と俺が判断したまでだ。」
これから
ごく普通の生活に戻る。
監視されたばかりの時は
こんな生活嫌なはずだった。
でも今は…。
「もし…。
私が他人に闇オークションのことを漏らしたりしたら…。
どうするんですか?」
「俺も
そう言うやつの区別はつく。」
頭が真っ白になる。
私…。
芦川さんと離れたくない。
私…。
芦川さんのこと…。
いつの間にか
好きになってたんだ。