私の彼氏は他校生。
叫びたくても怖くて声が出ない。


出るのは涙ばかり。





また、あの時みたいな痛みはしたくない。
あの時の光景が思い浮かぶ。



泣き叫ぶ私を無理矢理黙らせ、
襲われている。



痛くて、怖くて。




あの時を思い出していると、
悠はもぉ


目の前まできていた。



「い、嫌……」



「大丈夫。怖くないから」



キス……される。

聖也、ごめん。




「麻由‼︎」





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