私の彼氏は他校生。
「あっ、麻由の彼氏の聖也です」



「うん。知ってる」



「え?」




「麻由からよく聞いてるよ?いつも
嬉しそうに話すんだもん」




嬉しそうに、話す?

やべー……。
すげー嬉しい。俺。


まだ眠っている麻由の方を向いて
笑う。



「聖也君、よかったら麻由のそばに
いてあげて?私、これから用事があって
麻由のそばにいてあげられないの」



「あぁ。そうする」



俺は麻由の方に近づき近くにあった
椅子に座った。




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