私の彼氏は他校生。
「えー。でも、欲しい」




「んー、じゃあ少しね」





あっ、折れた。

もぉ、いいんだ。





「はい、く、口開けて……」






少し震えるスプーンが俺の口の中に
運ばれる。




その瞬間口の中にチーズの香りがフワッと広がる。




うまい。






< 31 / 219 >

この作品をシェア

pagetop