私のファーストキスもらって下さい。
えみの1年前のあの事件の話、
それを広めた犯人が分かった。
1年のある女の子。
えみの恋のライバル。
誰だって恋するのは自由。
でも、こんな卑怯な事までして誰かを悲しませるのは絶対、良くない。
えみは決心したように私に頷くと、そのライバルの子と話にいくと宣言した。
「えみ、大丈夫?」
「大丈夫!………って自信はないなぁ。。
泣いちゃったら、慰めて。」
「うん!」
うんと抱き締めるよ。
だから、戦っておいで。
私はえみが帰ってくるの待ってるから。