こんな俺でも愛してくれるの?  (※ホモ
車で30分くらいの所に貴志さんの会社はあった


「でかっ!」

俺はそのでかさに圧倒されてしまった


「そんな事ないよ。それにこの会社は父親から譲り受けたものだし。さぁ行こう」


普通のデパートとかにあるのより大きなエレベーターに乗って上をめざす


「ねぇキスしていい?」

エレベーターの窓から外の街を眺めてると貴志さんが囁いた


「いいよ。ん」

唇をさしだすと貴志さんの柔らかい唇が触れる

最初は優しいキスだがだんだん激しくなってきた

クチュっちゅ・・んはぁ・・

卑猥な音と俺の息が狭いエレベーターの中に響く


ピーンポーン

不意に扉が開いてやっと目的の階についたらしい


「せっかく良いところだったのにナァ」

俺は少しテンションが低くなった貴志さんの手を握って微笑んだ


「この続きは今度ね!」
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