こんな俺でも愛してくれるの?  (※ホモ
社長室は広くて窓からの景色はすごかった

貴志さんってやっぱりすごい人だな

窓からの景色を眺めてると不意に後ろから抱きしめられた


「うわぁ!」

「びっくりした?」


首だけ振り向くと貴志さんが笑みを浮かべていた


「めちゃくちゃびっくりした!」

「ちょっと真面目な話していい?」

「いいよ」

抱きしめられていた腕に力がこもる


「なんか順番が違うんだけど・・・アユムが好きだ。もうアユムしか見れない。だから付き合ってほしいんだ」

そーいえば貴志さんからはっきりした言葉で言われたの初めてかも
一瞬頭の中に木下の顔が浮かんだがすぐにもみ消して言った

「俺も貴志さんのこと、好きだよ」

「ありがとう。これで今日から正真正銘の恋人だ」

左手の薬指にリングがはめられた
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