性格最悪女に恋をした。
しかし彼女は……



「邪魔」
「気安く名前呼ばないで」
「私に構わないで」



“性格最悪女”なのである。



なぜ、俺が萌架を好きになったかというと…



『落ちてた』



そう言って俺の消しゴムを拾ってくれた。



『ありがとう。萌架って、性格最悪女とか言われてるけど結構優しいんじゃん!』



『……気安く名前呼ばないで。』



『はい…すみませんでした。』



性格最悪女とか言われてる萌架が消しゴムを拾ってくれた……



それが嬉しくて



俺は
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