さえちゃんと真美
家に、帰ってきてしまった…。
何か、ドキドキして…帰ってきた。
まるで逃げるように…。
テーブルの上に、メモとスーパーで買ってきたお惣菜が置いてあった。
『真美へ
今日は、仕事が遅くなるので、ごめんだけど、ひとりでごはん食べてね。
お父さんも残業で遅くなるみたいだから、眠たくなったら先に寝ててね。
何かあったらメールしてね。
出れないときはごめんね!
お勉強はちゃんとするのよ。
ママより 』
ポテトチップスを取り出して、バリバリ食べた。
バリバリするだけで、あんまり味がしなかった。
物足りないのでチョコレートを二種類食べた。
板チョコと、チョコレート菓子。
甘いけど、美味しくはなかった。
変な味を流すためにコーラを飲んだ。
口の中で泡がはじけて、消えた。
全部…泡になって、消えるものだ…。
何か、ドキドキして…帰ってきた。
まるで逃げるように…。
テーブルの上に、メモとスーパーで買ってきたお惣菜が置いてあった。
『真美へ
今日は、仕事が遅くなるので、ごめんだけど、ひとりでごはん食べてね。
お父さんも残業で遅くなるみたいだから、眠たくなったら先に寝ててね。
何かあったらメールしてね。
出れないときはごめんね!
お勉強はちゃんとするのよ。
ママより 』
ポテトチップスを取り出して、バリバリ食べた。
バリバリするだけで、あんまり味がしなかった。
物足りないのでチョコレートを二種類食べた。
板チョコと、チョコレート菓子。
甘いけど、美味しくはなかった。
変な味を流すためにコーラを飲んだ。
口の中で泡がはじけて、消えた。
全部…泡になって、消えるものだ…。