雪の降る……
あとがき
ご訪問ありがとうございます。chihiraと申します。
かれこれ、25年ほどの歳月を経て、この話にこういう形で触れてもらえるなんて、幸せです。
あ~、そういや受験生だったなぁ……なんてことも、思い出してまう作品ですが(笑)
──約束をしましょう──
あの少女の言葉と、降りしきる雪の光景が思い浮かび、作ったお話です。
「お国のため」以外は許されなかった時代ですが、
言葉に出来ずとも、青年のような気持ちで戦いに身を投じた若者もいれば、
少女のように、愛する人を送り出すことに、戦争の意味に疑問を持った人は、きっといたことでしょう。