幸せをもう一度
しばらくして太陽が雲に隠れた時

屋上のやつの顔が見えた。


だが、

俺はそいつの顔を見て固まってしまった。


だって、




「美琉希が




……泣いてる!??」







美琉希の泣き顔に不覚にも






ドキッ






っとしてしまう自分がいた。





そして

俺は今日
初めて心から

この女を守りたい

そう思った。






















美琉希が抱えている過去も知らずに


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