幸せをもう一度
日に日に学校へ行く回数が減った。

皆に会うのが嫌だった。



だって、

海十が近づくと

冷やかしてくるから。




そして、


今日も学校を休んだ。



家でのんびりしていると

海十から連絡がきた。



“話したいことがあるから俺の家まで来て欲しい”



この際
私からもちゃんと言おうと思い
行くことを決意した。





海十の家に着くと
早速中に招かれた。



リビングまで行くと
すでに飲み物とかお菓子が準備されていた。



また薬が入っているかもしれない


そう思い私は薬の痕跡がないか探した。




多分その姿が不自然だったんだろう。


海十がどうしたの!?と尋ねてきたので

模索はここで中断した。




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