幸せをもう一度
席に座ると早速海十が

「最近、美琉希。

 学校休みがちだけどどうしたの。」


お前のせいだろっ。

そう叫びたかった。



でも、まぁ出来るはずもなく……


いざ自分の気持ちを言おうとすると
無駄に緊張してきた私は
喉を潤す為に
飲み物を一気飲みした。




悪い予感がした。



そして、
その悪い予感はすぐに的中した。




また薬が入れられていたのだ。




ほんと、


今思っても
同じ手にかかるなんて
私もバカだよね。




そして、




私はまた犯された。
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