幸せをもう一度

ゲーム ~空蚪side~




~**空蚪side*~

「ねぇ、もう一回しようよ」

この女ちょっとしつこいな、

「ねぇ?聞いてる空蚪?」

「あぁ、聞いてるよ。
 でも今日から学校だからまた今度ね!」

面倒くさくなって適当に理由を作って断り帰る準備をした。


「え~、じゃあ家まで送ってあげる」

「いいよ。
 寄るところあるし、
 じゃあね!」

俺は親友の遼哉(リョウヤ)に連絡しながら
ホテルを出た!

しばらく歩くと遼哉と合流し学校へ向かう。

「なあ、空蚪。
 せっかく新しいクラスになるんだからさ
 俺と勝負しない!?」


勝負?

こいつも暇だな。

「よし決定な!!
 この勝負は
 先にクラスの女子全員をおとした方が勝ち。
 楽しそうだろ。」

それなら俺の勝ちだな!
自慢ではないが正直今まで俺におちなかったオンナはいない。


まあ、
遼哉もそれなりにモテるけどな…


でも、どうせなら
なんか得する事があった方がいいな。
よし、決めた!


「負けた方は勝った方におごりな。」


そう、提案すると


「いいね。
 楽しみだ!
 誰から狙おっかな~!!」


こいつ性格悪っ!!

まあ、
そういうおれもそうだけどな。


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