幸せをもう一度


もう、本当に高校生になって
涙が止まらないような…



私が泣いている間

桜羅は

ずっと

私の背中をさすってくれていた。




桜羅


ありがとう。






桜羅のおかげで
また、

友達のことを
信用してみよう

って
思えることができたよ。




でも。


この時気づかなかった。





少しずつ



あいつが……




海十が

近くまで


来ていることに………
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