ワインお作りします
ワインお作りします
"ワインお作りします"
路地裏にある小さなお店。
その入口にある看板。
きっと普段なら目にも止まらない。
だけど。
あなたも見つけるかもしれない。
見つけたら…
扉を開けてもいいし。
開けなくてもいい。
開けてみたら…
扉の中は誰もいないかもしれない。
もしかしたら、黒猫と彼がいるかもしれない。
それとも、違う誰かがそこにいるかもしれない。
見つける事が出来たら…
ワインに頼らなくても本当は叶う事かもしれない。
あと少し、前に出る勇気を持てばいいのかもしれない。
それは解らないけど。
"ワインお作りします"
世界に一つだけの。
あなたの為だけの。
気持ちを込めたワインを…。