双子ラヴァーズ☆

「…はいはい」

「レナちゃん、信じてないでしょ?」

「レナっちのバカなとことかー」

「レナちゃんの寝ちゃって涎垂れてるとことかー」

「は!?」


まさか。


「うん!そんなとこ大好きっ!」


そう言いながらユウリが携帯を取り出し写メを見せる。
ばっちし。
私の寝顔、アンドヨダレ顔。

隣で大爆笑してるトモコ。
私に送ってなんてアホなこと言ってる。


「……ユウリ、携帯寄越せ」

「え?」

「写メ消せ!」

「無理だよ、これシュリから貰ったし」

「!!!!」


シュリをキッと睨むと、シュリは呑気におにぎり食べてるし。
私の視線に気付いたシュリがにこっと笑うと、意地悪い顔をして。

「じゃあ、今日放課後俺と帰る?」

と、言った。
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