双子ラヴァーズ☆
口は災いの元
翌日、私が登校すると相変わらず隣にぴたっとくっついてくる双子。
「おはよ!」
「はよ。レナ」
「おはよう、シュリユウリ」
「昨日のマリカー笑ったな」
「ね。でも、やっぱり格ゲー勝てなかった」
「あれ、反則。何?レナ、何者」
「ふ、才能だよ」
「んなわけねーし。好きなの?」
「うん、結構ね。家にゲームあるし」
「まじかよ」
「明日はレナちゃん家に行くってのもありじゃない?」
「え、うちに!?」
何を言い出すんだ、ユウリ。恐ろしい事を言うな。
両親家にいるって。