双子ラヴァーズ☆
突然の変化
「おはよー」
朝登校すると、いつも通り両隣にいる双子二人。
それに何故かホッとした。
「レナ、はよ」
「レナちゃん、おはよ。今日も可愛いね」
「ぶっ!?」
シュリが欠伸をしながらかったるそうな挨拶をした後、ユウリが急に爆弾を投下して来た。
か、可愛い?
思いっ切り吹き出してしまったじゃないか。
シュリも驚いた顔でユウリを見ている。
「大好き、レナちゃん」
「いや、あのえっと」
朝から何事!?
ユウリどうしたの!?
しどろもどろになっていると、ユウリはまた口を開く。
「ね。レナちゃん。俺本当にレナちゃんの事大好きだから」
「そんな連呼されると……」
「お前、何かあっただろ」
急に割り込んできたのはシュリだった。
険しい表情のまま、ユウリの顔を見つめている。