双子ラヴァーズ☆
こ、れだけ?
ちょっと。
緊張して損したんですけど。
…まじでなんなのシュリ。
昨日から私を期待させて。
…期待?
何を期待してるの?
え?
自分の考えにびっくりすると、お腹がぐるるっと鳴って一人で顔を染めた。
…うわ、まじ恥ずかしい。
自分の思考が理解出来ないなんて滅多になかったから。
今、シュリに抱くこの感情がわからなくって。
と、同時にこれはユウリにも抱くものなのだろうか。
そう、思うと恋だとは断定出来なくって。
一人で曖昧に微笑んでシャワーを浴びた。