双子ラヴァーズ☆
「…おはよ、じゃなくって、ど、どうして?」
「一緒に学校行こう?」
「え?あ、うん、いいけど…シュリは?」
「…あいつは…部活」
「え?シュリ部活入ってたの?」
「う~ん、入ってはないんだけど、あいつ運動出来るからさ。
試合前になると呼ばれるんだよね」
「へえ。
試合出るんだあ。見たいなあ」
「え!?駄目!」
「え?何で?」
「だって、……何でもない」
「ええ?ユウリ、どうしたの?」
「ううん、あ、昨日シュリとどうだった?」
「え?昨日……普通だよ?」
「…そう?今日は俺と約束ね!」
にっこり微笑むユウリに私は頷いて返事をした。