双子ラヴァーズ☆
シュリはきっと、私じゃなくても、見分けられる人だったら好きになったのかもしれない。
…なんだーーーー????!!!
どうしてこんなに悲しくなるんだ?
「だから、シュリとあんたが付き合うことになって私は嬉しいよ」
「あ、ちょっと、私付き合ってないんだけど」
「え?だって、さっきレナって呼び捨てにしてたよ?」
「え?」
そうだったっけ、そう、思い返そうとした時にガタン!とでかい音と悲鳴が聞こえた。
「な、何?」
「うちの教室からじゃない?」
「まじで!?行こう!」
トイレから教室まで走って行った。
クラスの女子が扉のとこに固まっている。