双子ラヴァーズ☆

シュリはきっと、私じゃなくても、見分けられる人だったら好きになったのかもしれない。


…なんだーーーー????!!!
どうしてこんなに悲しくなるんだ?



「だから、シュリとあんたが付き合うことになって私は嬉しいよ」

「あ、ちょっと、私付き合ってないんだけど」

「え?だって、さっきレナって呼び捨てにしてたよ?」

「え?」


そうだったっけ、そう、思い返そうとした時にガタン!とでかい音と悲鳴が聞こえた。


「な、何?」

「うちの教室からじゃない?」

「まじで!?行こう!」


トイレから教室まで走って行った。
クラスの女子が扉のとこに固まっている。

< 44 / 141 >

この作品をシェア

pagetop