【完】幼なじみの季節
「大丈夫だよ?さぁ、行こう」





「おう!」





夏樹の声で皆同時に歩き出した。





学校にはギリギリ間に合った。





「おっはよー!秋穂!」





「あ!おはよう香菜!」





「久しぶりだねー!」





「うん!ホント!」





「そういえば、電話で言ってた夏樹くんのことどうなの?」





「うん、もうほとんど治ってるよ、まだ完全じゃないけどね」





「今日も一緒に登校してきたの?」





「うん、夏樹を夏樹のクラスまで送ったら、皆びっくりしてたよ」





「そりゃそうよねー、いつもめちゃくちゃ元気だもん」





「まぁ、元気なのは変わらないけどね、それで、今日からもう部活出るんだって・・・」





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