【完】幼なじみの季節
私はとても不安な気持ちになった。





その場から一刻も立ち去りたい気持ちがあったけど





夏樹の返事が気になるのが勝ってしまった。





「え・・・っと・・・・」





「南くんが部活で頑張ってる姿をみてたら、どんどん好きになっていったんです・・・」





「・・・・・・」





「付き合ってください!」





「・・・ごめん」





「・・・・・・」





私は心の中でホッとした気持ちになった。





「俺、好きな子がいるんだ・・・」





「そう・・・なんだ・・・」





< 105 / 116 >

この作品をシェア

pagetop