【完】幼なじみの季節
「ち!違うよ!」





「じゃあ、誰なの?やっぱりあの三つ子の中にいるの!?」





「そ!それは・・・!!」





「はは~ん、やっぱりそうなのね!」





「うう・・・」





「じゃあ、今から三つ子の名前を一人づつ言うから、好きな人の名前呼ばれたらyesと言ってね!」





「えええ!」





「じゃあ、まず春樹くん!」





「・・・」





私は黙った。





「次!夏樹くん!」





「・・・・」





私は次も答えなかった。





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