【完】幼なじみの季節
「春樹の事はキッパリ断ろう!」





私は一人で納得し、気合を入れた。





「どうした?秋穂?」





窓の外から夏樹の声がした。





私の部屋と夏樹の部屋は丁度となりで





窓から、お互い顔合わせできる様になってる。





私は急に夏樹を意識し始め、またしても、顔が真っ赤になった。





しかし、夏樹はかなり鈍感なのでそのことには気がついていない。





「な!なんでもない!と、ところで部活もう終わったの?」」





「もうすぐテストだろ?だから今日は早く終わった、そうだ!一緒に勉強しようぜ!」





「うん!いいよ!」





私はすぐに返事をした。





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