【完】幼なじみの季節
「ごめん・・・」





「え・・・」





私は断った、ずっと待っていた夏樹の告白を。





「話、聞いちゃって、無理に告白なんてするものじゃないよ?」





「・・・・・・」





私は言い終わるとその場を後にした。





「な、夏樹・・・わ、わりぃ・・・!ごめん!」





「お、おい、大丈夫か・・・?」





私が少しだけ振り向くと夏樹がとても落ち込んでる姿が見えた。





「夏樹もあんなに落ち込むんだ・・・」





そして、私に罪悪感と後悔が襲ってきた。





帰りの車の中でも、私と夏樹は一言も会話をしなかった。



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