【完】幼なじみの季節
私は電話を切ると、部屋着から少しだけ着替えて家を飛び出した。





自転車を走らせて、春樹に言われた近くの病院へ向かった。





病院に着くと、病院の待ち受けで春樹が立っていた。





「春樹!」





私は小さな声で春樹を呼んだ。





「秋穂ちゃん!こっちこっち!」





私は春樹に付いて行き、一つの病室へ入った。





入ると、夏樹がベットで横になり、右足がギブスで巻かれ





吊るさせていた。





「夏樹・・・大丈夫・・・?」





「だ、大丈夫に決まってるだろ!?」





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