【短】そんな私のバレンタインデー
そしてとうとう…
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「わぁ、どーしよっ。もー放課後だ」
今日は部活がある。
その時に私は櫻井先輩に
チョコを渡す予定。
あげる時間が近づいて行くと、
それに伴い、
心臓の鼓動も速度は上がって行った。
私はカバンに入った
ラッピングされた箱をチラ見で確認し、
深く息をついて教室を出た。
「望美、がんばってね」
雅は、口パクで言ってくれた。
私は笑顔で返した。