狼桜~美少女と暴走族~


でも・・・


ナイフが刺さった所は心臓をかすっていて、もうもたないっていわれたの・・・。



「お父さんっっっ!!」



父「利・・・羽・・か?」



たくさんの機械に繋がれた父は、うっすらほほえんだ。



父「1人に・・し・・て・・ゴメン・・・な・・?」




「ううんっまだ一緒に生きよう!!??


 姫羽とお母さんも分も、



 まだ・・・まだ・・・・



 うぅ・・・ふぅ・・う・・



 生きようよぉ~~~~~ッッ」


 
 
私はわんわん泣いた。





父「利・・・羽・・・?


  泣くな・・・


 
  俺は・・先に姫羽と・・・美羽(ミウ:母)のところに・・・いってるから・・・。



  見守・・・てる・・よ・・・


  大好きだ・・・利羽・・・」





< 126 / 159 >

この作品をシェア

pagetop