狼桜~美少女と暴走族~


父はそう言うと、一筋の涙を流した。



「お父さんッッ

 
 私ッも・・・大好・・・き・・


 見守っててね・・・ッッ」


(ニコッ)




父は私の目の前で、息を引き取った・・・。




「うぅ・・・うわぁ~~~~~~~・・・ッッ」


最後、笑って見送れたけど、1人になった私は・・・



傷が深くて・・・



それから、心を閉ざした私が心から笑うことはなかった。









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