狼桜~美少女と暴走族~



私は、



「ゴ・・・メンッなさい・・・」



謝るしかできなかった・・・。



斉「しかたねぇ・・・

  もういいか・・・

  もう少し成長を待とうとおもったがな・・・。」



そう言って、奥からでてきたのは、斉葉さんで・・・。



ニヤリと笑って、私の腕を捕まえた。





「い・・・やッッ!」




暴れてもだめだった。


莱にぃも澪にぃも助けてくれなかった。


ずっと、顔をそらしてた。




斉「驚いてるだろ?

  俺は、組とつながってんだよ。」



「なんでっこんなコトっっ・・・」



斉「なんでだとっっ!?


  てめぇの親父はな、俺の妻と密会してたんだよ!!


  お前の親父のせいで妻は、俺と莱と澪を捨てたんだよ!!!

  
  お前の親父を殺したのは、取り引き先の秘書じゃねぇ。


  この俺だっっ!!!!」





「う・・・そ・・・・」




おとうさんが・・・?


あの優しかった、おとうさんが・・・?


私が一番大好きだって言ってくれたよね・・・?






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