狼桜~美少女と暴走族~


斉葉さんの奥さんと浮気してたの・・・?


お母さんとあんな仲良くて・・・


私も2人みたいになりたい・・・って思ってたのに・・・。




うそだよね・・・?



お父さん・・・・・



斉葉さんが、お父さんを・・・?


2人して家であんなに仲良く飲んでたのに・・・?




頭が混乱して、なにもわからなくなった私はぽろぽろと涙を流すだけだった。




斉「莱、澪、後は好きにしろ。」




莱「利羽・・・俺らの部屋でイーコトしよーぜ」


そして、腕を引かれて連れて行かれた。





部屋にいくまでの間、私はいろんなことを考えた。



莱にぃ・・澪にぃ・・・


あんなに私と仲良くしてくれたのに・・・。



『利羽~閉じこもってないで遊びいこーぜー!!』


『利羽、ケーキ食うか?』


『えっ!俺も食いたい!!』


『利羽のだよっっっ!!』



思い出しただけで溢れてくる楽しかった思い出・・・。







私って・・・幸せになっちゃいけないんだね・・・・・。







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