狼桜~美少女と暴走族~




「莱にぃ・・・・?澪にぃ・・・・?」




莱「利羽・・・・ごめんな・・・。

  ホントに・・・ごめんな?」



澪「怖かったよな?

  悪かった・・・。」





意味がわかんない・・・。


どーゆーこと・・・。



ベッドの下で土下座する莱にぃと澪にぃ。






莱「さっき聞いて分かるよーに、親父は組とつながってんだ。

 
  親父は、感情がねぇ。特にお袋がいなくなってから・・・。


  俺らにも、へーきで暴力をふるうんだ。」



そういって、莱にぃたちは腕をまくった。


そこには、青あざやきりきず・・・。




澪「利羽の親父が死んでから、親父は、利羽を組に差しだそうと考えてた。


 だから、それを阻止するために、親父にあんなコト言ってたんだ・・・。」



莱「利羽とヤるふりしたら、親父は組に利羽をやりにいく。」



澪「親父が組に行ってる間に利羽を逃がしてやろう、って考えてたんだ。」




そうだったんだ・・・。



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