心 奏
第一章
くぅぅぅーー 
起きるのめんどくさい!
あっそうだ
今日から俺は、高2だったんだ早くしたくして
行かないと遅刻しそうだ…

自己紹介遅れたな
俺の名前は、小暮 恂(コグレ ジュン)
今日から高校2年だ。

今は、鵬閣学園に通っている
何とか主席で合格はしたものの……
高校生活というのも大変だな…

去年まで幼馴染がおんなじクラスで、
しかもその幼馴染がそれまた美人で彼氏も
作らずさえない俺に話しかけてくるものだから
必然的に男子生徒を敵に回してしまう

より学校で俺はほとんど友達がいない

いや寄せ付けないのか………

俺には秘密がある。

昔から軍隊のお兄さんも驚くような訓練をさせられ、
中学の時にはテロリストの一個小隊をつぶしてしまった。

どうしてそんな訓練をさせられたかって?

そんなの簡単だ!

俺には親というものがいない。

拾われた先がとてつもなく不幸だった。
ただそれだけだ。

そして拾われた先も任務中に死んでしまった

俺を置いて

今は、いろいろな依頼を受けて生計を立てている

だから目つきも悪いしそれなりにとっつきにくい性格である

さっき紹介した幼馴染の棟崎 鈴(トウサキ リン)とは親と知り合ったのがきっかけで知り合いになったわけだが、鈴だけはいつもこんな俺を避けずに接してくれた。いつも俺なんか相手にするなと説得するが本人曰く”私がいないと恂は孤独死しちゃうよ”だそうだ!俺はウサギか何かなのか?

おっとこんなところでぐずぐずしてる時間はなかった。早く行かないと遅刻しちまうただでさえ男子を敵に回してるんだから先生は敵に回したくない。

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