私のクラス…
第1章
今年も、麻奈美がいない夏休みがやって来た。

「麻奈美!来たよ♪この花好きだったよね!」

私は独り言を言ってる訳じゃない。

私の一番の親友、麻奈美のお墓に話しかけているんだ。

もちろん、返事はない。

「そっちはどう?友達たくさんできた?」

私はしゃがんで言う。

「そろそろ帰るね!また来るから。」

私は高校生になった。

麻奈美が自殺して3年、速い。

麻奈美が自殺してから私は麻奈美に、誓ったんだ。

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