年下×年上な関係〜田舎の彼と都会の私〜





「………うっ……いたたた……」


誰かとぶつかったっぽくて自転車をひっくり返し腰をおもいっきり打った。


「……だっだいじょうぶですか????」

男の人の声にやっと目を開けた。




うわぁぁ……かっこいい…



体格はほっそりしていて背がめちゃ高くて顔は…あれだ!!芸能人の妻夫木聡に似てる!!!!!




「…………はぃ…」



めっちゃタイプ…笑





「よかったぁ……はいッ」


彼は光輝く笑顔で私に手をさしのべた。



「……あっ…ありがとうございます……」


恥ずかしくて顔を見ることができなかった。




「…………わっやべぇ…遅刻するぅ………」


彼は自分の時計を見て倒れた自転車を立てて乗り


「ぢゃっ…ばいばいー」

と最高の笑顔で去っていった。















彼がいなくなった後何故か胸がドキドキしていた。



「………………えっ…もしかして……」







もしかして
“恋”

なのかな????
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