私のお人形
病院の中は真っ白だった。
待合室の片隅にプレイルームがあり、おもちゃや絵本が並んでいた。
「遊んできていいわよ」
ママは雑誌をめくりながらそう言った。
スリッパを脱いでプレイルームのカーペットの上にあがる。
そして籠の中のおもちゃを取り出そうと手を入れた。
「きゃっ?!」
私は悲鳴をあげた。
私がつかんだのは、チャック人形だったから。
チャック人形は私の顔を見ると「ハロー」と言って笑った。
「ママ!」
私の悲鳴を聞き駆けつけてきたママに、
「ほら、チャックがいるの」
と訴える。
待合室の片隅にプレイルームがあり、おもちゃや絵本が並んでいた。
「遊んできていいわよ」
ママは雑誌をめくりながらそう言った。
スリッパを脱いでプレイルームのカーペットの上にあがる。
そして籠の中のおもちゃを取り出そうと手を入れた。
「きゃっ?!」
私は悲鳴をあげた。
私がつかんだのは、チャック人形だったから。
チャック人形は私の顔を見ると「ハロー」と言って笑った。
「ママ!」
私の悲鳴を聞き駆けつけてきたママに、
「ほら、チャックがいるの」
と訴える。