私のお人形
「あれ? おかしいな…」
「ママ?」
ママは携帯とにらめっこ。
どうしてだか通話ができないみたい。
「なんで通話できないかなー」
「充電は足りてるの?」
「うん、満タン入ってるし」
周りを見渡したけど、コンビ二もガソリンスタンドも見当たらない。
電話ボックスだって最近はないし、困った。
「ユリちゃん、ちょっと悪いんだけど車の中で待っていて。鍵かけていくから。絶対開けちゃダメよ。ママ、ひとっ走りして電話あるところまで行ってくるから」
ママはそう言って車から降りた。
そして国道沿いの歩道を走り出した。
「ママ?」
ママは携帯とにらめっこ。
どうしてだか通話ができないみたい。
「なんで通話できないかなー」
「充電は足りてるの?」
「うん、満タン入ってるし」
周りを見渡したけど、コンビ二もガソリンスタンドも見当たらない。
電話ボックスだって最近はないし、困った。
「ユリちゃん、ちょっと悪いんだけど車の中で待っていて。鍵かけていくから。絶対開けちゃダメよ。ママ、ひとっ走りして電話あるところまで行ってくるから」
ママはそう言って車から降りた。
そして国道沿いの歩道を走り出した。